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市川海老蔵改め
十三代目市川團十郎白猿襲名披露

十一月吉例顔見世大歌舞伎
八代目 市川新之助初舞台

  1. 【日 程】
    2022年11月7日(月)~28日(月)
    ※14日(月)、21日(月)休演
    ※昼の部:26日(土)、夜の部:12日(土)貸切
  2. 【場 所】
    歌舞伎座
  3. 【時 間】
    昼の部 午前11時~
    夜の部 午後4時~
  4. 【料 金】
    1等席     23,000円
    2等席     18,000円
    3階A席     8,000円
    3階B席     6,000円
    1階桟敷席 25,000円
  5. 【お問合わせ】
演目と配役

昼の部

午前11時~

一、祝成田櫓賑(いわうなりたこびきのにぎわい)
襲名の幕開けを祝う、賑やかな舞踊
祭りで賑わう江戸の街。鳶頭、芸者らが繰り出し、一同めでたく舞い踊ります。成田屋の襲名披露興行の幕開けを華々しく飾る常磐津の舞踊が舞台を彩ります。
鳶頭梅吉 梅 玉
鳶頭智吉 鴈治郎
鳶頭信吉 錦之助
芸者松葉 孝太郎
頭取錦兵衛 錦 吾
女伊達四ツ花菱のお高 高麗蔵
芝居茶屋女房お栄 福 助
芸者時乃 時 蔵
  野口達二 改訂
二、歌舞伎十八番の内 外郎売(ういろううり)
  八代目市川新之助初舞台相勤め申し候
早口の言い立てがみどころの華やかなひと幕
遠くに富士山を望む大磯の廓。工藤祐経が、小林朝比奈やその妹舞鶴らを従えて休息しているところへ、小田原名物の外郎売がやって来ます。祐経に評判の早口の言い立てを所望された外郎売は、妙薬である外郎の故事来歴や効能を立て板に水の如く披露しますが、実はその正体は祐経に父を討たれた曽我五郎。祐経への仇討ちの機会を狙う五郎は、正体を現すと…。
曽我狂言お馴染みの人物が勢ぞろいし、舞台上は古風で華やかな雰囲気に包まれます。「外郎」とは、口や喉に効能のある丸薬のこと。その故事来歴などを弁舌鮮やかに述べる五郎のせりふは聴きどころです。令和元(2019)年7月、貴甘坊役で早口の言い立てを披露し、このたびは八代目新之助初舞台として外郎売実は曽我五郎を勤めます。
外郎売実は曽我五郎 初舞台新之助
大磯の虎 魁 春
小林妹舞鶴 雀右衛門
化粧坂少将 孝太郎
遊君喜瀬川 児太郎
遊君亀菊 廣 松
梶原平次景高 鷹之資
茶道珍斎 市 蔵
梶原平三景時 家 橘
小林朝比奈 左團次
工藤祐経 菊五郎
三、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
歌舞伎十八番屈指の人気作
平家討伐に尽力しながらも、兄頼朝と不和になった源義経。武蔵坊弁慶ら臣下とともに都を逃れ、一行は姿を変えて奥州平泉を目指します。しかし、義経を捕らえるために幕府が設けた加賀国安宅の関で、関守・富樫左衛門に行く手を阻まれます。東大寺再建のための勧進の山伏と名のる弁慶に対し、勧進帳を読むように迫る富樫。弁慶は白紙の巻物を取り出し、朗々と読み上げますが…。
七世市川團十郎が初演し、これを九世團十郎が洗練して今日まで上演を重ねる歌舞伎十八番屈指の人気作。当月は、襲名披露狂言として、主君を命懸けで守る弁慶を新團十郎が勤めます。迫力と緊張感漂う名作をご堪能ください。
武蔵坊弁慶 海老蔵改め團十郎
源義経 猿之助
亀井六郎 巳之助
片岡八郎 染五郎
駿河次郎 左 近
常陸坊海尊 市 蔵
富樫左衛門 幸四郎
   
後見 齊 入

夜の部

午後4時~

一、歌舞伎十八番の内矢の根(やのね)
荒事の魅力が盛り込まれた祝祭劇
紅梅白梅が咲き誇る正月。曽我五郎が、父の敵工藤祐経を討つために大きな矢の根を研いでいます。そこへ、大薩摩の太夫が年始の挨拶に訪れ、お年玉に宝船の絵を持参します。これを喜ぶ五郎は、初夢に良い夢でもみようと、その絵を枕に敷いてうたた寝を始めます。すると夢のなかに現れたのは、祐経に捕らえられたと助けを求める兄の十郎。飛び起きた五郎は勇み立ち…。
歌舞伎十八番の一つで、荒事の魅力と洒落っ気に満ちたひと幕。主人公の曽我五郎は、筋隈を取り、仁王襷をかけた勇壮な扮装で豪快さと稚気をあわせもちます。縁起良く、活力みなぎる舞台をお楽しみください。
曽我五郎 幸四郎
曽我十郎 巳之助
馬士畑右衛門 吉之丞
大薩摩文太夫 友右衛門
  十三代目市川團十郎白猿
二、         襲名披露 口上(こうじょう)
  八代目市川新之助
江戸歌舞伎の大名跡襲名を寿ぐ
舞台上に裃姿の俳優がそろい、一人ひとりよりお祝いの口上が述べられます。十三代目市川團十郎、八代目市川新之助からは、ご来場の皆様へ、このたびの襲名披露のご挨拶を申し上げるひと幕です。
  海老蔵改め團十郎
  初舞台新之助
  白 鸚
 
  仁左衛門
  玉三郎(22〜28日)
  左團次
  梅 玉
  菊五郎
三、歌舞伎十八番の内 助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)
  河東節十寸見会御連中
江戸一の男伊達が魅せる晴れやかな舞台
花川戸助六は、江戸一番の男伊達。桜が咲き誇る吉原仲之町では、助六が姿を現すと花魁たちが競って吸い付け煙草を渡す程の人気振りです。助六は恋仲の花魁・揚巻に言い寄る髭の意休に喧嘩を仕掛け、その手下たちを一蹴すると、白酒売新兵衛に姿を変えた兄の十郎に呼び止められます。実は助六は、紛失した源氏の宝刀・友切丸を探す曽我五郎で、夜ごと吉原に現れては喧嘩を仕掛け、相手の刀を見定めていたのです。そこへ編み笠を被った侍が揚巻に伴われてやって来ると…。
絢爛豪華に繰り広げられる江戸歌舞伎の華。河東節の演奏による助六の花道の出端から幕切れまで目が離せません。粋でいなせな男伊達・花川戸助六を新團十郎が勤めます。襲名披露狂言ならではの顔ぶれがそろう賑やかなひと幕にご期待ください。
花川戸助六 海老蔵改め團十郎
三浦屋揚巻 菊之助
髭の意休 松 緑
三浦屋白玉 梅 枝(7~20日)
  玉三郎(22~28日)
朝顔仙平 又五郎
福山かつぎ 初舞台新之助
通人里暁 鴈治郎
三浦屋女房 東 蔵
曽我満江 魁 春
白酒売新兵衛 梅 玉
くわんぺら門兵衛 仁左衛門
   
口上 幸四郎
後見 右團次

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