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舞 台 公 演

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大阪松竹座開場100周年記念

七月大歌舞伎
関西・歌舞伎を愛する会 第三十一回

  1. 【日 程】
    2023年7月3日(月)~25日(火)
    ※10日(月)、18日(火)休演
  2. 【場 所】
    大阪松竹座
  3. 【時 間】
    昼の部 午前11時~
    夜の部 午後4時~
  4. 【料 金】
    一等席 18,000円
    二等席   9,000円
    三等席   5,000円
  5. 【お問合わせ】
演目と配役

昼の部

午前11時~

一、吉例寿曽我(きちれいことぶきそが)
  鶴ヶ岡石段
  大磯曲輪外
石段での立廻りと曽我の世界を彩る役柄が集うひと幕
鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の石段前では、工藤祐経の家臣近江小藤太と八幡三郎が、謀反の企みが書かれた巻物を奪い合い、大立廻りを見せます。所変わって大磯の廓近く。工藤祐経をはじめ皆々が、一巻を巡っての探り合いになります。
曽我兄弟の仇討ちを題材にした「曽我物」より、「立廻り」「だんまり」と、大がかりな舞台転換も見逃せない通称“曽我の石段”の上演です。様式美に富んだ華やかな作品をご堪能ください。
〈鶴ヶ岡石段〉  
近江小藤太 隼 人
八幡三郎 虎之介
〈大磯曲輪外〉  
工藤左衛門祐経 彌十郎
曽我十郎祐成 千之助
曽我五郎時致 染五郎
秦野四郎 廣太郎
大磯の虎 米 吉
朝比奈三郎 亀 鶴
二、京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
  道行より鐘入りまで
切ない恋心を華やかに踊り分ける舞踊
鐘供養のため所化が集まる紀州の道成寺。そこへ白拍子の花子が現れ、鐘を拝みたいと申し出ます。所化たちは舞を奉納するならと承知しますが、花子が切ない恋心を艶やかに踊り披露するうち、次第に形相が変わり…。
恋する娘をさまざまに踊り分ける、歌舞伎舞踊屈指の大曲をお楽しみください。
白拍子花子 菊之助
   
  伊賀越道中双六
三、沼津(ぬまづ)
情愛と義理の間、哀切を極める親子の物語
東海道を旅する呉服屋十兵衛は、沼津のはずれで雲助の平作と出会います。年老いた平作から頼み込まれ荷物を持たせますが、その足元はおぼつかない様子です。道を急ぐ十兵衛でしたが、平作の娘お米にひと目惚れをし、家に立ち寄ることにします。その夜、平作とお米の話を聞いた十兵衛は、その事実に驚き…。
時代物の名作『伊賀越道中双六』のなかでも、親子の情愛や心の機微が細やかに描かれた義太夫狂言の名作をお楽しみください。
雲助平作 鴈治郎
娘お米 孝太郎
池添孫八 幸四郎
呉服屋十兵衛 扇 雀

夜の部

午後4時~

  近松門左衛門 作
  平家女護島
一、俊寛(しゅんかん)
絶海の孤島で起きる悲劇
鬼界ヶ島に流罪となった俊寛僧都、丹波少将成経、平判官康頼。俊寛は流人生活に憔悴していますが、成経が島に住む海女の千鳥と夫婦になることを聞き、日頃の憂いを忘れ喜び夫婦の盃事を行います。そこへ都からの赦免船が到着し、上使の瀬尾太郎兼康から成経と康頼の二人が許されることが知らされます。自分の名がない俊寛は嘆きますが、もう一人の上使、丹左衛門尉基康が現れ、俊寛にも赦免が告げられます。一同は喜びますが、千鳥の乗船は許されず、悲嘆にくれる千鳥の様子を見た俊寛は…。
俊寛の孤独と悲哀を描き出す近松門左衛門の名作をご堪能ください。
俊寛僧都 仁左衛門
丹波少将成経 幸四郎
丹左衛門尉基康 菊之助
海女千鳥 千之助
瀬尾太郎兼康 彌十郎
  村上元三 作
  齋藤雅文 補綴・演出
二、吉原狐(よしわらぎつね)
  中万字屋の二階座敷
  三五郎とおきちの家
情緒あふれる、おかしくもほのぼのとした人情噺
ところは吉原仲之町。思いやりがありみんなに好かれている三五郎は、吉原で芸者屋を営んでいます。三五郎の娘で芸者のおきちは、早とちりで失敗談に事欠かず、落ち目の男を見ると狐がついたように惚れてしまうというところから、吉原狐とあだ名をつけられています。そんな三五郎とおきちがいるところへ芸者仲間などが登場してひと騒動が起き…。
勘違いから巻き起こる楽しい人情噺をご堪能ください
三五郎 幸四郎
泉屋おきち 米 吉
越後屋孫之助 隼 人
仲働お杉 虎之介
貝塚采女 染五郎
小松屋おえん 孝太郎
松葉屋女将お筆 扇 雀
遠州屋半蔵 鴈治郎

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