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松竹創業百三十周年

四月大歌舞伎

  1. 【日 程】
    2025年4月3日(木)~25日(金)
  2. 【場 所】
    歌舞伎座
  3. 【時 間】
    昼の部 午前11時~
    夜の部 午後4時15分~
    【休演】10日(木)、18日(金)
    【貸切】昼の部:12日(土) ※幕見席は営業

    ※下記日程は学校団体様がいらっしゃいます
    昼の部:25日(金)
  4. 【料 金】
    1等席   18,000円
    2等席   14,000円
    3階A席   6,000円
    3階B席   4,000円
    1階桟敷席  20,000円
  5. 【お問合わせ】
演目と配役

昼の部

午前11時~

  永井紗耶子 原作(『木挽町のあだ討ち』新潮社刊)
  齋藤雅文 脚本・演出
  新作歌舞伎
一、木挽町のあだ討ち(こびきちょうのあだうち)
  美しき若衆の運命と、
  芝居小屋に生きる人々の想いが交錯し…
  舞台は歌舞伎座のご当地“木挽町”
  直木賞受賞の話題作がお目見得!
美しい若衆の葛藤、仇討ちに秘められた真実とは…
のどかな春の夕暮れ。さる大名家の重臣、伊納清左衛門が突然、遠駆けから帰ってきたばかりの嫡男、菊之助に斬りかかります。日頃冷静な父の急変に驚く菊之助が戸惑うのを尻目に、下男の作兵衛が清左衛門と斬り合い、逃亡。菊之助は父の仇となった作兵衛を討つため、江戸へ向かいます。母の助言で向かった先は、木挽町の森田座。芝居小屋に生きる人々の世話になりながら、仇を探す日々を送る菊之助が、ある日、狂言作者の金治に出会うと…。
直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞した話題作が、早くも新作歌舞伎としてお目見得。舞台は歌舞伎座のご当地“木挽町”。美しき若衆の葛藤、仇討ちに秘められた真実とは…。白き雪を朱く染める――芝居小屋に生きる人々との出会いが、若衆の運命を衝き動かします。心揺さぶる物語にどうぞご期待ください。
伊納菊之助 染五郎
篠田金治 幸四郎
伊納家の下男作兵衛 中 車
ほたる 壱太郎
佐野川妻平 種之助
木戸芸者五郎 虎之介
道具方秀吉 吉之丞
衣裳方栄二 宗之助
鶴屋南北 錦 吾
木戸芸者一八 猿 弥
伊納清左衛門 高麗蔵
小道具方久蔵 彌十郎
立師与三郎 又五郎
久蔵女房与根 雀右衛門
  河竹黙阿弥 作
二、黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)
  浄瑠璃「忍岡恋曲者」
華やかで洒脱な世話物の傑作
上野の不忍池にやって来たのは、三浦屋を抜け出した遊女の白玉と番頭の権九郎。この駆け落ちに有頂天の権九郎を横目に、白玉には何やら魂胆がある様子で…。一方、遊客で賑わう吉原仲之町では、俠客・黒手組の助六の姿。父の仇を探す助六は、弱気を助け強気を挫く威勢の良さをみせ、夜ごと吉原に現れては喧嘩を仕掛け、相手の刀を見定めています。その様子を見守っていた紀伊国屋文左衛門は…。
名作者・河竹黙阿弥が筆をふるい、歌舞伎十八番のひとつ『助六』の趣向が散りばめられた見どころ満載のひと幕。滑稽味で笑いを誘う権九郎と伊達男の助六という対照的な二役をひとりの俳優が華麗に演じ分けるだけでなく、美女と醜男の「道行」、男同士が意地を張り合う「達引」、派手やかな「大立廻り」など変化に富んだ豪奢な舞台をご覧いただきます。
花川戸助六/番頭権九郎 幸四郎
鳥居新左衛門 芝 翫
新造白玉 米 吉
牛若伝次 橋之助
朝顔仙平 廣太郎
白酒売新兵衛 ※橘太郎
遣手お辰 萬次郎
三浦屋女房お仲 高麗蔵
俳諧師東栄 友右衛門
三浦屋揚巻 魁 春
紀伊国屋文左衛門 白 鸚
※澤村由次郎休演の為配役変更  

夜の部

午後4時15分~

一、彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)
  杉坂墓所
  毛谷村
真実を知った男が奮起する義太夫狂言の名作
豊前国毛谷村に住む六助は、百姓ながらも剣術の達人として知られる心優しい男。微塵弾正の「親孝行をしたい」という願いを聞き入れ、剣術の試合にわざと敗れます。さらに、山賊に追われた幼い弥三松を助け、自分の家に連れて帰るのでした。ある日、六助の家に一人の虚無僧が訪ねてきますが、実はその正体は…。
孝行者の六助が弥三松を預かるまでが描かれる「杉坂墓所」から上演し、六助が仇討ちに向かうまでが描かれる人気の場面「毛谷村」へ。正義感にあふれる剣術の達人・六助の孝心と、うちに秘めた荒ぶる心。颯爽とした魅力的な物語、心温まる義太夫狂言の名作をご堪能いただきます。
毛谷村六助 (奇数日)仁左衛門
  (偶数日) 幸四郎
お園 孝太郎
一味斎孫弥三松 秀乃介
家人佐五平 松之助
杣斧右衛門 歌 昇
微塵弾正実は京極内匠 歌 六
お幸 東 蔵
  福地桜痴 作
二、新歌舞伎十八番の内春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)
華麗かつ勇壮な長唄の大曲
江戸城の大奥。初春吉例のお鏡曵きが行われ、余興として踊りを所望された小姓弥生が可憐に踊り始めます。やがて、弥生が祭壇に祀られた獅子頭を手にすると…。
明治26(1893)年3月に歌舞伎座で初演し、後に九世市川團十郎が選定した「新歌舞伎十八番」の一つ。可憐な小姓弥生と、獅子の精のダイナミックな踊りが魅力の格調高く華やかな歌舞伎舞踊の大作をお楽しみいただきます。
小姓弥生/獅子の精 尾上右近
胡蝶の精 亀三郎
胡蝶の精 眞 秀
用人関口十太夫 青 虎
老女飛鳥井 梅 花
家老渋井五左衛門 橘太郎
  講談シリーズ、待望の第三弾!
  神田松鯉 口演より
  竹柴潤一 脚本

  西森英行 演出
  新作歌舞伎
  無筆の出世(むひつのしゅっせ)
仇を恩で返す——講談シリーズ待望の第三弾!
ある夏の日。中間の治助は、主人である旗本の佐々与左衛門から預かった手紙を届けるため、大川の渡し船に乗り込みます。読み書きができない無筆の治助は、その手紙の内容を知る由もありません。勢い余った治助が主人からの手紙を落としてしまうと、その場に居合わせた僧から驚きの事実を聞かされて…。
無筆の治助がひたむきな姿勢で文字を学び、中間から出世をしていく物語を丹念に描いた、人間国宝の講談師・神田松鯉の講談から生まれる新作歌舞伎。好評を博した『荒川十太夫』、『俵星玄蕃』に続く、講談シリーズの第三弾。新たな感動作が誕生します。
中間治助後に松山伊予守治助 松 緑
  (9、16、23日)坂東亀蔵
紺屋職人久蔵 坂東亀蔵
  (9、16、23日) 中 車
伊予守一子治一郎 左 近
大徳寺同宿日念 青 虎
大徳寺住職日栄  吉之丞
左内妻藤 笑三郎
夏目左内  中 車
  (9、16、23日) 松 緑
佐々与左衛門 鴈治郎
   
講談 神田松鯉

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