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過去の舞台公演

歌舞伎座新開場十周年記念

鳳凰祭四月大歌舞伎

  1. 【日 程】
    2023年4月2日(日)~27日(木)
  2. 【場 所】
    歌舞伎座
  3. 【時 間】
    昼の部 午前11時~
    夜の部 午後4時~
    ※10日(月)、17日(月)休演
  4. 【料 金】
    1等席     18,000円
    2等席     14,000円
    3階A席   6,000円
    3階B席     4,000円
    1階桟敷席 20,000円
  5. 【お問合わせ】
演目と配役

昼の部

午前11時~

  夢枕 獏 原作(「陰陽師 瀧夜叉姫」)
  石川耕士 監修
  市川猿之助 脚本・演出
  新・陰陽師(しんおんみょうじ)
  滝夜叉姫
  蘆屋道満宙乗り相勤め申し候
  新開場から十年の時を経て、世代も新たに蘇る『陰陽師』の世界!
花形俳優が魅せる新たな「陰陽師」の世界
時は平安時代。故郷である東国の民のために朝廷に反旗を翻した平将門は、興世王らと関八州を掌握します。朝廷はこれを放っておくまいと、将門の旧友である俵藤太に将門討伐の勅命を出します。藤太は、帝の寵愛を受ける桔梗の前を恩賞に所望し、それを条件に、東国へ向かうことを決意。そこへ、妖術遣いの陰陽師・蘆屋道満が現れ、将門を討つためにと藤太に1本の鏑矢を贈りますが、道満のその姿からは、いかにも怪しい雰囲気が漂います…。この鏑矢を手に東国へ赴き将門を討った藤太ですが、打ち落としたはずの将門の首はどこかへ消え、行方が分からなくなってしまいます。  さて、この一件で将門の祟りを案じるのは、都で評判の若き陰陽師・安倍晴明と友人で笛の名手である源博雅。ある日二人は、糸滝と名のる娘に出会います。博雅がひと目で心奪われた美しき彼女の正体は、実は将門の妹・滝夜叉姫で…。怪異の続く京の都で、渦巻く陰謀。将門の蘇生を企む者たちに、大蛇丸らの加勢を得た安倍晴明たちが立ち向かいます。
平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明。彼を主人公に夢枕獏が描いた伝奇小説「陰陽師」は多くの人々の心を掴み、一大ブームを巻き起こしました。コミックをはじめ、映画、テレビドラマとさまざまなジャンルでも取り上げられたこの人気小説をもとに、平成25(2013)年、新開場した歌舞伎座で初めての新作歌舞伎として上演されたのが『陰陽師』「滝夜叉姫」です。このたび、新開場十周年を記念して次代を担う花形俳優が顔をそろえ、新たな「陰陽師」の世界が誕生します。歌舞伎ならではの演出や工夫が凝らされた、壮大なスケールでお届けする注目の新作にご期待ください。
安倍晴明 隼 人
源博雅 染五郎
平将門 巳之助
滝夜叉姫 壱太郎
興世王 尾上右近
桔梗の前 児太郎
俵藤太 中村福之助
大蛇丸 鷹之資
源八坊 青 虎
琴吹の内侍 寿 猿
式神密夜 笑三郎
式神密虫 笑 也
藤原忠平 猿 弥
藤原実頼 中 車
三上山の山姥 門之助
蘆屋道満 猿之助

夜の部

午後4時~

  三世瀬川如皐 作
一、与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)
  木更津海岸見染の場
  赤間別荘の場
  源氏店の場
男女の数奇な運命を描く世話物の人気作
潮干狩りの人で賑わう木更津の浜辺。江戸の大店・伊豆屋の若旦那与三郎と、木更津の顔役・赤間源左衛門の妾で、元深川芸者のお富が出会い、ひと目惚れをします。やがて深い仲となった二人。しかし、源左衛門に二人の関係を知られ、与三郎は顔も身体も斬りつけられ瀕死の重傷を負い、海に投げ込まれてしまいます。一方、お富も海に身を投げますが、江戸の商人・和泉屋多左衛門に救われます。それから3年後――。お富が多左衛門と暮らす源氏店の妾宅に小悪党の蝙蝠安が一人の相棒とともに金をたかりに訪れて…。
「切られ与三」の通称で知られる、男女の不思議な巡り合いを描いた世話物の人気作。死んだと思っていたお富と再会した与三郎の「しがねぇ恋の情けが仇」から始まる七五調の名ぜりふは聴きどころです。美しさと色気を漂わせるお富の姿や、品ある若旦那から一変、傷だらけの姿で現れる与三郎の零落した様子など、写実と様式が巧みに融合した退廃的な美しさに引き込まれます。粋な江戸風情を存分にご堪能ください。
与三郎 仁左衛門
お富 玉三郎
蝙蝠安 市 蔵
番頭藤八 松之助
五行亭相生 橘太郎
海松杭の松五郎 吉之丞
お針女お岸 歌女之丞
赤間源左衛門 片岡亀蔵
鳶頭金五郎 権十郎
和泉屋多左衛門 左團次
  河竹黙阿弥 作
二、連獅子(れんじし)
獅子の親子の情愛と豪快な毛振り
文殊菩薩が住むという霊地清涼山。その麓の石橋に、狂言師の右近と左近が手獅子を携えて現れ、石橋の由来や、文殊菩薩の使いである霊獣の獅子が仔獅子を谷底へと蹴落とし、自力で這い上がってきた子だけを育てるという故事を踊って見せます。やがて満開の牡丹の花に戯れ遊び、親獅子の精と仔獅子の精が現れると…。
能の「石橋」をもとにした長唄の舞踊。前半は、獅子の親子の厳しくも温かい情愛を描き、ユーモラスな間狂言「宗論」をはさんで、後半は獅子の精が勇壮かつ華麗な毛振りを披露します。みどころにあふれる歌舞伎舞踊の代表作にご期待ください。
狂言師右近後に親獅子の精 松 緑
狂言師左近後に仔獅子の精 左 近
僧蓮念 坂東亀蔵
僧遍念 権十郎

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